北海道大学病院は9月11日(金),KKRホテル札幌「鳳凰」において,平成27年度北海道大学病院地域連携懇話会を開催しました。本懇話会は,本院と関連の深い地域医療機関の関係者に本院の紹介と報告を目的として企画されました。
はじめに,寳金清博病院長の挨拶の後,渥美達也地域医療連携福祉センター長から,同センターにおける地域連携の取組について詳細な紹介がありました。引き続き,清水伸一陽子線治療センター副センター長から,先進医療が行われている「陽子線治療センターの紹介」,北川善政口腔内科長から「歯科診療センターの紹介」,中川 伸精神科神経科准教授から「もの忘れ検査入院の紹介」,丸山 覚泌尿器科助教から「泌尿器科におけるロボット支援手術」について,個々に詳細な紹介がありました。最後に特別講演として,北海道保健福祉部地域医療推進局地域医療課長である大竹雄二氏から「北海道の地域医療について」の演題で,医療制度の変遷と地域医療の機能分化の必要性について,講演がありました。
当日は76名(学外42名・学内34名)の参加者があり,講演後に質疑応答が行われ,盛況のうちに本懇話会を終了しました。