高等教育推進機構高等教育研修センターでは,教職員に対するFDの一環として,6月30日(木)にフロンティア応用科学研究棟セミナールームにおいて「英語によるアカデミック・プレゼンテーションの基礎」研修を実施しました。
本研修は,研究のアウトリーチ活動の幅を広げるために重要な一つの要素である,英語によるプレゼンテーション能力の基礎を学ぶことを目的として実施したもので,道内大学等教職員33名が参加しました。
研修は,講師として,研究者の学術論文の校正,学会発表準備や海外赴任前の英語研修などを年間500時間以上担当している株式会社トムからPeter Lambert氏を招き,英語でプレゼンテーションを行う際の注意点及びいくつかの発表スタイルについて講演があった後,参加者は事前に準備した簡単な発表用スライドを用いて,早速実践してみるという内容で進められました。実践中は講師が一人ひとりに丁寧に助言をして回っており,参加者にとって貴重な機会になったと思われます。
事後アンケートでは,「講師が各自のレベルを見定めて質問,声かけを調整してくれた」「演題の準備にやや時間がかかったが,プレゼンテーションの良い練習になった」等の意見が見られ,多くの参加者に好評でした。
高等教育研修センターでは,今後も教職員を対象とした様々な研修を開催する予定ですので,積極的にご参加願います。