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水産科学研究院が鹿追町と連携協定を締結

握手を交わす安井研究院長(左)と鹿追町の吉田町長

握手を交わす安井研究院長(左)と鹿追町の吉田町長

 水産科学研究院は,鹿追町と学術・教育・文化及び地域振興に関する各分野において協力し,相互の発展充実を目的として,7月4日(月)に連携協定を締結しました。当日は,鹿追町役場で協定調印式が行われ,本研究院の安井 肇研究院長,鹿追町の吉田弘志町長が協定書に署名しました。
 水産科学研究院と鹿追町との交流は,平成25年頃から「然別湖における遊漁管理」に関する研究を開始したことから始まっており,また同町からの要請を受け,チョウザメ養殖に関する技術指導も開始していました。今回の協定締結により,鹿追町環境保全センター バイオガスプラントの余剰熱を利用したチョウザメ養殖の技術指導や,然別湖の固有種ミヤベイワナ(オショロコマの亜種)の資源保全への協力など,これまで実施してきた内容をさらに充実させ,町内の水産資源を活用した経済の活性化に取り組みます。また,教員・学生が現地での実習・研修などを実施し連携を進めることで,今後ますますの教育・研究及び地域貢献の推進が期待されています。

(水産科学院・水産科学研究院・水産学部)

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