部局ニュース

農学研究院で「北海道国際農学会議−CABS 2016−」を開催

全体集合写真

全体集合写真

 8月22日(月)〜26日(金)までの5日間,本学,韓国・嶺南大学校,中国・雲南農業大学,米国・アイオワ州立大学の4大学から教職員33名,学生59名が参加し,「北海道国際農学会議2016(International Conference on Agricultural Biodiversity and Sustainability 2016)」を開催しました。
 農学の命題である食糧生産と環境問題の解決に各国が共同して取り組むための下地となる国際性を育む目的で,自給率40%弱の日本と韓国,膨大な食糧が必要な中国,超食糧輸出国である米国の4大学が行う第8回国際フォーラムに,今回新たに中国農業大学がオブザーバーとして参加しました。
 22日(月)〜24日(水)には,農学部大講堂において,横田 篤農学研究院長の挨拶の後,英語による講演会,シンポジウム及びポスターセッションを行いました。また,24日(水)には,未来の国際農業研究を担う若手研究者や学生に各国農業を理解させるとともに,食糧の安全・安心を保証・担保できる環境調和型の農業技術の開発を促すことを狙いとして国際会議を開催し,オブザーバー参加の中国農業大学が本会の正式メンバーとして承認されました。
 25日(木)・26日(金)には,主に海外からの参加者を対象に,忍路臨海実験所,北方生物圏フィールド科学センター試験圃場などの施設見学を行いました。日本一の食糧生産地であり水産・農業資源に恵まれている北海道の現状を海外の研究者に紹介することで,技術情報の交換や今後の研究交流への発展が期待されます。
 また,27日(土)〜29日(月)には環境問題に関したワークショップを開催し,海外からの学生8名と本学学生6名が参加しました。
横田農学研究院長の挨拶

横田農学研究院長の挨拶

講演者発表

講演者発表

ポスター発表

ポスター発表

(農学院・農学研究院・農学部)

前のページへ 目次へ 次のページへ