農学研究院・農学院・農学部と林野庁北海道森林管理局は,7月15日(金)に,連携協定を締結しました。今回の協定は,今年5月に見直された「森林・林業基本計画」を踏まえ,森林・林業・木材分野に関して連携・協力することにより,北海道における適切かつ効率的な森林整備,森林資源の利活用の推進,自然環境の保全並びにこれらに取り組む人材の育成を推進し,林業・木材産業及び北海道の持続的な発展を加速することを目的としています。森林整備等に関する技術の開発,環境の保全,人材育成,人的交流の促進等を図り,今後,より一層の林業・木材産業の成長産業化,北海道の持続的発展に寄与することが期待されます。
締結式終了後,農学部大講堂にて,北海道の森林・林業・木材産業が直面する課題の解決に向けた取り組みのキックオフとして,学生,林業・木材産業関係者等を対象とした協定締結記念講演会「これからの森づくり・人づくり」が開催され,約130名の参加がありました。
記念講演会では,北海道森林管理局の中村 毅計画保全部長より「これからの森作りの方向性〜新たな森林・林業基本計画」,続いて,農学研究院の渋谷正人准教授より「これから必要な人材育成とは?」と題して講演がありました。