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薬学研究院・薬学部で台北医学大学との学生交流(受入れ・派遣)を
実施

 薬学研究院・薬学部では,実践的な臨床教育,薬学研究における国際的人的交流と研究交流を深めるために,台北医学大学との学生交流(受入れ・派遣)を行いました。
 まず,本年8月に台北医学大学薬学部3年生2名を薬学部専門科目授業(4週間のプログラム)の特別聴講生として受入れました。プログラムの内容は,前半が実践的臨床教育に関するものであり,薬剤の調製や管理のほか,薬剤師に随行して病棟へ行くなどの病院見学,講義や学習成果の発表・討論を行いました。プログラム後半は,基礎的研究の講義及び実習であり,「薬の効果の評価」や「薬を効かせたいところへ送達させる手法」に関する講義や実験を行いました。担当した研究室の学生も参加しての発表会では,活発な討論が行われました。終了後,学生にプログラム修了証が授与されました。
 次に,9月5日(月)から2週間,本学から2名の学生(臨床薬学専攻博士課程)を台北医学大学へ派遣しました。この間台北医学大学では,第2回となる「北海道大学・台北医学大学・九州大学 薬学ジョイントシンポジウム」が開催されたため,派遣学生は同ジョイントシンポジウムに参加して研究の概要を理解した後,台北医学大学薬学部の研究室を見学,各自の研究内容に関する発表と質疑応答を行いました。また,台北医学大学の附属病院及び提携病院では,主に薬剤師が行っている業務や臨床研究部門を見学し,薬剤師業務や医療・保険制度の両国間の違い等について情報交換を行いました。
台北医学大学学生と北海道大学病院スタッフ

台北医学大学学生と北海道大学病院スタッフ

研究室での様子

研究室での様子

修了証を受け取る台北医学大学の学生 修了証を受け取る台北医学大学の学生

修了証を受け取る台北医学大学の学生

(薬学研究院・薬学部)

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