10月5日(水)に学術交流会館において,大学力強化推進本部主催「第1回HUCIフォーラム“大学国際化は改革の原動力”」を開催しました。本学の教職員106名が参加した今回のフォーラムでは,全体テーマを「A Trend of University Internationalization−A Central Motor of Change(大学国際化は改革の原動力)」と定め,世界における大学国際化に造詣の深い4人の専門家によるパネルディスカッションを中心に議論を進め,世界における大学国際化の動向と比較した本学特有の動きや共通の課題が語られました。
HUCIフォーラムは,平成26年度に文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業にて採択された大学改革の長期構想「Hokkaidoユニバーサルキャンパス・イニシアチブ(HUCI)」が目指す「10年後の姿」の達成をより確かなものにすることを目的とした学内対話の機会であり,大学執行部と教職員,または教職員同士の間で,HUCIに係る互いの考えを理解するために話し合って信頼関係を築くとともに最適な実践策を見出していくことを目的に,継続的なコミュニケーションの機会を提供する場として設けられたもので,今回の開催にあたっては,大学改革を実現するためのファカルティ・デベロップメント及びスタッフ・デベロップメントの一つとして,高等教育研修センターが共催し,また,総長連絡会及び部局長研修会の一部と位置付けられています。
大学力強化推進本部では,国際大学協会(International Association of Universities=IAU)による国際戦略に対する助言サービス「IAU-ISAS」を活用して,本年1月から1年間かけてHUCIの初動状況の点検を進めているところですが,今回のフォーラムは,IAU-ISASによる本学への訪問調査が行われるのに併せて企画され,当日は,調査のために来学されたIAUの4人のアドバイザー(ケント・アンダーソン西オーストラリア大学副学長,エヴァ・エグロン−ポラック国際大学協会事務局長,マデリーン・グリーン国際大学協会シニア・フェロー/米国国際教育者協会シニア・フェロー,二宮 皓比治山大学学長)にも本フォーラムにご参加いただき,本学が国際化に取り組む意義を確認するとともに,HUCIの今後の進め方について示唆に富む議論を行っていただきました。
なお,フォーラムの様子をYouTubeチャンネルで公開していますので,当日参加できなかった教職員の皆様方はぜひご覧ください。
◆https://www.youtube.com/watch?v=RyyRNcKcV5s