11月8日(火)・9日(水),百年記念会館を会場に平成28年度北海道地区大学SD研修「大学職員セミナー」を開催しました。本研修は,高等教育推進機構高等教育研修センター,教育学研究院,総務企画部人事課及び学務部学務企画課の主催によるものです。
本年度は「大学職員のキャリア形成と意識改革」のテーマのもと,本学職員10名を含む,道内の国公私立大学,高等専門学校の職員39名が参加しました。
1日目は,新田孝彦理事・副学長から開催にあたっての挨拶があった後,京都大学の山本淳司教育推進・学生支援部次長から「大学職員のキャリアデザインとモチベーション」と題した講演がありました。引き続き,学校法人酪農学園の津川裕一三愛精神に基づく健土健民戦略本部課長補佐から「酪農学園大学『SDフォーラム』の取組について」と題した報告,株式会社ベネッセホールディングスベネッセ教育総合研究所の岡田佐織高等教育研究室研究員から「大学職員に期待される役割の拡大〜学びと成長のプロセスへの関与・貢献〜」と題した報告が行われ,各機関の取り組み内容について受講者は熱心に耳を傾けていました。
その後,7つのグループに分かれてワークショップを実施しました。ワークショップでは,「これまでの研修で自分はどう成長したか」「役に立った研修,印象に残っている研修はどのような研修か」「自分の経験を踏まえてどのような研修が大切だったか」について意見交換を行い,それらを踏まえて「大学職員を対象とする研修」を企画しました。
2日目は,1日目に引き続きワークショップを実施後,各グループからの発表を行い,発表の後には活発な質疑応答が行われ,全日程終了後には,小内 透教育学研究院長から修了証書が授与されました。
1日目の研修終了後に行った情報交換会には,講師の方々も参加し,当日の研修について意見が交わされる等,大いに盛り上がりました。
事後のアンケートでは,他機関で実際に行っている取組事例の報告が大変参考になった,他大学の方と交流を深めることができてよかった等の感想が寄せられました。