11月11日(金),本学が当番校となり「平成28年度北海道地区国立学校等安全管理協議会」を開催しました。
本協議会は,本学を含む北海道地区の国立大学・高等専門学校等において,安全衛生管理を担当する者が,職務上の様々な問題について協議等を行うことにより安全衛生に関する能力を向上させ,職員の安全確保に寄与することを目的として,毎年道内国立大学の持ち回りで開催しています。
協議会では,はじめに上田一郎安全衛生本部長による挨拶の後,各機関の安全衛生業務の実状等について意見交換し,活発な議論が行われました。
午後からは,川上貴教安全衛生本部教授から「安全衛生に関する最近のトピックス」,柳川行雄元厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質分析官から,「安全配慮義務と安衛法改正」,山本 仁大阪大学安全衛生管理部副部長・教授から「事故事例から考える大学の安全衛生管理−誰のための管理?−」についての講演があり,それぞれ活発な質疑応答が行われました。
本協議会は,これまで事務職員のみの参加により開催されてきましたが,安全衛生業務は,教員や技術職員も深く関わっていることから,今回は参加対象を広げて各機関に案内しました。また,これまでは講演が主体の構成でしたが,意見交換の機会を設けるなど,プログラムの見直しも行いました。今後本協議会が日々の安全衛生業務に一層役立つことが期待されます。