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獣医学研究科及び人獣共通感染症リサーチセンターがJICAと
ボランティア派遣に関する連携協定を締結

 獣医学研究科及び人獣共通感染症リサーチセンターは,11月22日(火)に独立行政法人国際協力機構(以下,JICA)との間で大学連携ボランティア事業に関する覚書を締結しました。本連携により,獣医学研究科及び人獣共通感染症リサーチセンターに所属する大学院生等を,本年から平成33年にかけて青年海外協力隊員として東アジアのモンゴルに派遣し,同国において獣医・畜産分野の指導と普及を担う人材の能力強化に携わります。
 具体的には,「モンゴル国 獣医・畜産分野調査研究能力強化支援」として,モンゴル生命科学大学獣医学部において,現地のカウンターパートと共同で家畜感染症や家畜繁殖実態に関わる調査研究を実施し,獣医学教育の改善や社会人教育に必要なデータを収集します。また,調査研究に必要な技術を提供します。期間中には,1〜2年の長期派遣を2名程度,1ヶ月単位の短期派遣を10名程度予定しています。
 この活動を通じて,モンゴルの獣医・畜産分野の人材育成が進むとともに,派遣する学生が今後グローバル人材として日本社会や世界で活躍することも目指しています。
(左から)稲葉 睦獣医学研究科長,松島正明国際協力機構北海道所長,鈴木定彦人獣共通感染症リサーチセンター長 (左から)稲葉 睦獣医学研究科長,松島正明国際協力機構北海道所長,鈴木定彦人獣共通感染症リサーチセンター長

(左から)稲葉 睦獣医学研究科長,松島正明国際協力機構北海道所長,鈴木定彦人獣共通感染症リサーチセンター長

(獣医学研究科・獣医学部,人獣共通感染症リサーチセンター)

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