総合博物館では独自の教育プログラム「ミュージアムマイスター認定コース」の一環として,平成20年度より「卒論ポスター発表会」を開催しています。学部4年生が卒業研究をA0サイズ1枚のポスターにまとめて,市民や観光客の方々,他分野の学生や教職員にわかりやすく発表し,質問に受け答えします。北大生の研究を広く社会に伝えるだけではなく,学生のコミュニケーション能力の向上を図ることを目的としています。
9回目を迎えた今年度は,総合博物館に新設された「知の交差点」エリアで3月4日(土)・5日(日)に開催しました。
ポスターとホームページで発表者を募集した結果,農学部から6名,工学部から3名,理学部から3名,文学部から1名,水産学部から1名の計14名が参加しました。専門分野外の方々に向けたポスターを完成させるまでに,当館の担当教職員の指導や他の発表者とのディスカッションを行う中間発表会に参加し,そこで得た意見を取り入れつつ,改訂を繰り返しました。さらに様々な来場者を想定し,それぞれに応じた説明のリハーサルを重ねて準備しました。発表会当日は,緊張しながらも来場者とのコミュニケーションを楽しみながら説明していました。
発表会の運営も例年どおり学生が担い,今年度は文学部から1名が参加しました。プログラムの制作ではコンセプトやデザインを一から考え,表紙のデザインには会場である「知の交差点」と12学部のイメージを取り入れました。また,発表会当日には司会や受付を担当し,スムーズに進行するよう発表者をサポートしました。
発表会の最後には,2日間の来場者の投票による「来館者賞」,市民5名と本学教職員5名から成る審査員の評価による「最優秀賞」「優秀コミュニケーション賞」「優秀デザイン賞」が決定しました。「最優秀賞」は水産学部の江口 剛さんが,「来館者賞」は農学部の熊野舞香さんと菅野厚志さんが,「優秀コミュニケーション賞」は農学部の山内洋輔さんが,「優秀デザイン賞」は理学部の久保孝太さんと文学部の佐々木蓉子さんがそれぞれ受賞し,中川光弘館長から賞状と記念品が授与されました。
発表会当日の様子や参加した学生の事後考察レポートは当館ホームページで公開しています。
◆https://www.museum.hokudai.ac.jp/education/museummeister/list/12261/

