弾塑性学(専門科目・講義)
工学研究科・工学部・松浦 清隆
【授業の目標】 | 弾性変形と塑性変形における力と変位の関係およびその取り扱いについて学び,簡単な力学問題の解析が出来るようになるとともに,後期以降に開講される材料強度や塑性加工に関する講義を理解するための基礎知識を身につけることを目的とする。 |
【授業計画】 | 応力と歪 5講 応力と歪の定義,座標変換,Mohr円,主応力,主歪,弾性体および塑性体における応力−歪関係式など,弾性力学および塑性力学の基礎を理解する。 弾性変形の力学 8講 転位の応力場や片持ち梁のたわみなどの具体的な問題を例として,力の釣合条件,歪の適合条件,応力関数等などの弾性力学の基礎を学ぶ。 塑性加工の力学 2講 降伏条件や塑性方程式などの塑性力学の基礎を学び,塑性加工問題の解析法を理解する。 |
【評価の基準と方法】 | 毎回の講義の中で行われる小テストまたはレポート課題の平均点(10点満点)と講義への積極参加評価点(20点満点)および学期末試験の得点(100点満点)の合計において,80点以上を優,70点以上を良,60点以上を可とする。ただし,小テスト受験率およびレポート提出率が50%未満の場合は,学期末試験の受験資格が与えられない。 |
学生の自由意見