CoSTEP修了式公開シンポジウム「手のひらから宇宙まで 〜電波が創発するコミュニケーション、そしてアート〜」

電波を用いることで、ヒトのコミュニケーションは大きく変わり続けています。
現代の生活で身近な機械の中には、テレビやラジオ、スマホ、wi-fi など、電波を用いるものが数多くあります。しかし、「電波」そのものについて関心が高いとは言えないでしょう。見えない電波についてあえて知ろうとすることは、日常生活で特に必要なわけではありません。でも、電波を知れば、世界が変わるかもしれません。
電波を用いたコミュニケーション技術が発展することで、手に入る情報の量や種類、そして速度が変わりました。そして、単なる実用面だけではなく、表現の幅にも影響しています。現代アートにおける電波の登場は、科学とアートの境界、日常と非日常の境界を超える経験を与えています。
本シンポジウムでは、衛星を用いたアート作品「ARTSAT」を中心に、電波の技術的特徴から、その活用がヒトとヒトの関係性に及ぼす影響まで、3名の登壇者にお話していただきます。久保田さんからは、「ARTSAT」作品を中心に電波を用いたアート表現について、大鐘さんからは、電波とは何かを科学者の視点から、そして原島さんからは、電波を用いた通信技術の発達とコミュニケーションの変遷、またその変化がもたらす未来予想図について話題を提供していただきます。
「科学技術」で「コミュニケーション」することの可能性について、話題提供の後のパネルディスカッションをふまえ参加者の皆さんと考えたいと思います。
プログラム
13:30 受付開始
14:00 開会挨拶
14:05 シンポジウム趣旨説明
14:10 久保田さんによる話題提供
14:40 大鐘さんによる話題提供
15:10 <休憩・展示鑑賞>
15:25 原島さんによる話題提供
16:10 パネルディスカッション
16:55 閉会挨拶
17:00 終了
*同日午前10時より、2016年度CoSTEP成果発表会を開催します。1年間の学びの成果をステージ発表、またポスター発表としてお届けします。こちらもあわせてご参加ください。
開催日
2017年3月11日 (土) 終了
時間
14:00~17:00(開場・受付/13:30)
場所
北海道大学 工学部 フロンティア応用科学研究棟 レクチャーホール(鈴木章ホール)
参加費
無料
申込方法
3/8(水)まで、こちらから受付しております↓
https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/costep/formmail/130/
URL
http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/costep/contents/article/1586/
- 掲載日:2017年3月9日