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授業が終了してほっと一息、さあ自由だ!の夏休み…。北大生はいずこ…?芸術の秋、スポーツの秋にいそしむ学生を探しに、課外活動のあじとであるサークル会館に潜入しました!(Y) |
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最初に発見したのは華麗にダンスを踊る競技舞踏部のペア…。う、美しい…。思わず練習場に足を踏み入れると、失礼っ、土足厳禁だった!慌てて靴を脱ぎ、インタビューを再会。二人は、先日新人戦の大会を終えたばかりの1年生ペア、小齋健太君(工学部)とマキさん(藤女子大)だ。正式にペアが決まるのは3年生になってからということで、それまではいろいろなコンビを組んで修行を積むのだとか。「新歓が楽しくて入部しました。普段は月・水・金の練習に加えて、大会前には強化練習があります。実は新人戦がうまくいかなかったので、実力を上げたくて自主練を頑張っています!」と小齋君。次の大会が1ケ月後に迫っているらしく、この秋にかける思いは強い!「日常生活でもダンスのことを考えろ!」と先輩の檄が飛んでいました。インタビュー中、常にぴんっと美しい姿勢を保つ2人にちょっと感動しちゃいました。(Y) |
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サークル会館の廊下をうろうろしていると、あちらこちらで弦楽器の自主練習をしている交響楽団の学生達…。一体全部で何人いるのだろうと近くでバイオリンを弾いている男子学生に聞いてみました。「はっきりはわからないけど200人くらいかな…、バイオリンだけでも40人くらいいますよ」と話してくれたのが竜川泰良君(理学部3年)。竜川君はもともとクラシックが好きでサークル内では楽譜管理を担当しているとのこと。「演奏会に親や友達が来てくれて「良かったよ!」と言ってもらうのが何よりもうれしいです」。はにかみながら語っていました。ちなみに交響楽団は、年に2回定期演奏会を行う他にも、なんと市内の小学校に出向き、生徒に音楽教室を開催しているのだとか。「年2、3校くらい。自分たちで案内状を送り、依頼があった学校に行きます。小学生は無邪気に音楽を楽しんでくれるので、僕らの方がうれしくなります!」と竜川君。交響楽団がそんな素晴らしい活動をしていたなんて…知らなかったぁ〜。素敵!(Y) |
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カンコンカンコンカンカン…、どこからか響く規則正しい音…。一体何かと音がする部屋をのぞいてみると、石(!)がところ狭しと置かれた部屋の片隅で、机に向かって作業している学生を発見しました。すごい集中力に見とれていると…、すぐに気づかれ、「化石のクリーニング作業中なんです。」と森下智弘君(理学部2年)が説明してくれました。ここは化石サークルシュマの会の部室だったんです!シュマとはアイヌ語で小石という意味らしく、北海道は全国的に化石が多く発見できる地だとか…。「月1、2回は化石を発掘に沢や崖に行くんです!」誰も足を踏み入れていないポイントを求めて新ルートを行くため、熊の巣に遭遇するピンチや、深いやぶに行く手を遮られ引き返すこともあるそうです。「化石発掘は体力勝負です!」と話す森下くんの机にはりっぱなアンモナイトの化石がたくさん。もともと鉱物が好きで興味をもった化石。先輩方から色々教えてもらううちにその奥深さにはまっていったそうだ。「化石は生物の進化を見極めることができるのでおもしろいです!地質学・生物学・登山スキルが揃ってはじめて化石を楽しめるんです!」と森下君の情熱がひしひしと伝わってきました。(Y) |
サークル会館を出て、恵迪の森に達したところでグランドから大きな声が…。夏真っ盛り?!と間違うほどの強い日差しの中、ラグビー部が熱のこもった練習を繰り広げていました。 |
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グラウンドに入ると、大きな掛け声と共に激しくぶつかり合う姿が目に入りました。遠くから眺めているのにものすごい迫力!「ラグビーは激しくぶつかるスポーツなので、体作りが大切なんです。」話してくれたのは、高橋憲仁君(医学部保健学科2年)。高橋君は残念ながら負傷中で練習のサポートをしていました。ラグビー部は現在部員が50名弱、週4回の練習をこなしているそうです。「監督はいないので、それぞれの学年のリーダーが中心となって練習をしています。」9月とは思えない日差しと暑さの中、かなりキツイ練習のように感じますが…、「ラグビーは15人でやるスポーツ。チームワークが大切です。8月の合宿では、ずっと試合ができて楽しかったです。やっぱり試合で勝った時が一番嬉しい!」と高橋君がニヒルな笑顔。立っているだけで汗だらになりながら写真をとっていると、選手の近くでマネージャーの女子学生達が元気な声を出して練習を盛り立てていました。負傷する選手も多い中、部員が一丸となって10月の大切な試合(インカレ、VS道都大学)を目指している熱い思いが伝わってきました。この秋も燃えそうです!(Y) |
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この夏盛り上がった北京オリンピック。さまざまな競技の中でも話題をさらったうちのひとつに挙げられるのがフェンシングです! 日本ではこれまであまりなじみがありませんでしたが、今回はヨーロッパ発祥のお洒落なスポーツに俄然注目!北大でも打ち込んでいる人がいるとのことで、体育館で練習中のフェンシング部を直撃しました! |
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フェンシング部の学生は、なんと体育館のステージの上で練習に励んでいました。練習する姿の中に留学生風の男子がいたのでインタビュー!なんと彼は、高校生からフェンシングを続けてインターハイ3位・全国の国公立大会新人王という実力の持ち主で日本国籍の学生さんでした。名前はイエリン賢太郎君(工学部1年)。同じく一年生で、「ちょっとやってみたかったから」と言う理由で入部した女子学生(恥ずかしいという理由でお名前不詳)は、イエリン君の指導を受けながらも、剣を持ってまだ1週間とは信じられないくらい突きのポーズが決まっていました。一見すると相手を素早く突くスピードと瞬発力がすべてかと思いますが…、「スピードだけでは相手に振り払われてしまいます。かけひきで相手の動きを読むことが重要です!」とイエリン君。体だけじゃなくて頭を使うところがフェンシングの面白いところだそうです。 |
オリンピックで注目度は上がったけど・・、まだまだ競技人口が少なく練習場所も限られているフェンシング。北海道内の大学では北大にしかフェンシング部がないそうです。地理的な条件ではかなり不利な感は否めませんが、12月にJOCのフェンシング大会が開催されるとのことで、ぜひ活躍を期待したいところです!(Y) |
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