去る11月11日(金)午後2時から,理学研究科・理学部5号館大講義室において,約200名の参加者を集めて北海道大学理学部創立75周年記念式典が開催されました。
式典は理学研究科長のあいさつに始まり,引き続き総長,毛利衛日本科学未来館館長及び鈴木章名誉教授からあいさつがあり,その後気象研究所主任研究官の忠鉢繁氏より,「南極オゾンホールの発見とその後」と題して南極オゾンホールを世界で最初に発見したときの状況等について,京都大学大学院理学研究科教授の齋藤軍治氏より,「有機導電体(半導体,金属,超伝導体)の化学の現状と展望」と題して1950年代に日本人が創製した導電性有機材料の歴史と展開について,ハワイ大学生物発生研究所長の柳町隆造氏より,「私の歩んだ道と夢」と題して大学生時代に同氏を魅了した生殖細胞に関する概念についてそれぞれ講演が行われました。
式典終了後の同日夜には札幌アスペンホテルにおいて,本研究科職員及び理学部同窓生等約150名が集い祝賀会が盛大に催されました。会は研究科長のあいさつに始まり,理学部の歴史がひも解かれたスライドショーが映し出される中,同窓生の方々のテーブルスピーチも交え,和やかな歓談のひとときとなりました。 |
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記念式典の開始に先立ちあいさつをする岡田理学部長 |
祝賀会の模様(左より岡田理学部長,柳町隆造ハワイ大学教授,鈴木章名誉教授) |
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記念式典で講演する柳町隆造ハワイ大学教授 |
テーブルスピーチを聞く祝賀会参加者 |
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(理学研究科・理学部) |
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