●北海道大学病院
北海道大学病院では,本年も秋の総合防火訓練を10月26日(水)の午後2時から,病棟11階の眼科を火元として,昼間に火災が発生したことを想定して行いました。
出火階のナースステーション及び北海道大学病院自衛消防隊を中心に,非常時における入院患者等の安全確保を図ることを目的として,迅速かつ的確な通報・初期消火・避難救助及び救護・危険物の保管又は搬送・非常食の確保等,総合的な訓練を行いました。訓練には,医師,看護師,技師,事務職員等本院関係者253名,入院患者167名の総勢420名が参加しました。また,屋外では新人看護師その他職員等48名により実際に消火器を使った実地の消火訓練も行われました。
訓練終了後,北消防署の係官から,「訓練は通報,消火,避難誘導のいずれにおいても迅速にできていた。留意すべき点として,避難確認の際,患者が中に隠れている場合もあるので部屋の中に一歩踏み込んで確認すること。」などの講評を受けました。実際に火災が発生した場合の不安点が明りょうになり,日ごろの訓練の大切さを実感することができました。
(北海道大学病院)
|