●公開講座「廃棄物学特別講義−循環型社会を創(つく)る−」の終了
工学研究科では8月2日から4日間,公開講座を開催しました。同講座は,過去3年にわたって大学院特別講義として実施していたものを一般の方に公開したものです。いまや大きな社会問題となった廃棄物問題の解決には,さまざまな分野の総合的な取組が必要です。本講座は,工学,農学,情報科学,法学,経済学,心理学など専門の異なる北海道大学教官14名が,16時間にわたって問題の所在,解決の道筋についての講義を行いました。全学から集まった大学院生30名のほか,公開講座受講生として13名が出席し,各講義の最後には質疑時間を設け,最終回には総合討論によって「循環型社会の処方箋(しょほうせん)」を議論しました。 |
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講義する松藤助教授 |
受講者たち |
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●公開講座「くらしと応用理工学〜物質・生命・エネルギーとその工学〜」の終了
工学研究科では,11月1日から9日の期間に計6回の公開講座を開催しました。同公開講座は,工学研究科・工学部の改組によって新たに組織された応用理工系学科の教員によって企画・実施されたものです。「くらしの中で身近に接する現象」から「最新の科学・技術研究の現状」までを応用理工学の視点から紹介する講演が行われました。
講演では,「ホタルの光と分析化学(谷博文)」「動物細胞を医療に生かす(高木睦)」「生命と水,燃える水(内田努)」「加熱せずに金属を溶かす方法,鋳型を使わずに形をつくる(松浦清隆)」などについて,一般市民の方々にわかりやすく紹介しました。受講者は25名で,毎日活発な質疑応答が行われました。 |
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講演する谷助教授 |
受講者たち |
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(工学研究科・工学部) |
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