4月1日に学内共同教育研究施設として環境ナノ・バイオ工学研究センターが設置されました。
本学では,平成15年度に採択された21世紀COEプログラム「流域圏の持続可能な水・廃棄物代謝システム」において,伝統的学問領域(環境工学,土木工学,資源工学)と先端的学問分野(バイオテクノロジー・ナノテクノロジー)を融合させた“環境社会工学”の学問領域の確立をめざし研究を推進してきました。
そこで本センターでは,当該COEにて構築された国際的ネットワークや産学連携を通じて醸成されたノウハウ等を継承・発展させることにより,水資源及び廃棄物の有効利用に関する環境工学とナノ・バイオ技術の融合による「環境ナノ・バイオ工学」研究及び教育を全学的に展開し,そこから生まれる成果を国際的に発信することを目標としています。
さらに「環境ナノ・バイオ工学」国際研究拠点として,国際会議の開催や国内外共同研究を推進するほか,若手研究者の育成を図り,「環境ナノ・バイオ工学」に関する大学院共通授業科目への展開も予定しています。 |
|
(環境ナノ・バイオ工学研究センター) |
|