4月1日に学内共同教育研究施設として数学連携研究センターが設置されました。
本センターは,21世紀COE「特異性から見た非線形構造の数学」の成果,内外からの高い評価を踏まえて,理学研究院と電子科学研究所の共同提案を受けて設置されたものです。
ここでは,学内の数学研究ならびに数学関連分野の研究に関心を持つ研究者が兼務教員として共同で研究活動を行います。
本センターでは,数学の教育研究活動の深化を支援すると共に,他の研究分野における数学的問題を探索し解決するために,数学を共通の合意言語として形成し,科学の諸領域における「つながる知」の中核としての機能を担っていきます。そのために,学内外の様々な研究領域を関連付けるとともに,進化し続ける数学に関する研究成果の国内外への発信及び国内外の研究拠点との連携強化を図っていきます。さらには文理の枠を越えた横断的な思考力を有する人材を育成していきます。これをもって人類が対処すべき課題の解決に資していきたいと考えています。 |
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(数学連携研究センター) |
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