函館キャンパスでは,3月13日(木)に,留学生研修旅行を実施しました。
この企画は,函館キャンパスに在籍する外国人留学生を対象に,函館市及びその近郊の水産科学に係る施設を見学させることにより地域と水産科学との結びつきを理解させることを目的としているものです。
平成19年度は,函館近郊にある食品製造・加工関係施設を見学しました。
まず,七飯町にある「函館わいん(株)」の工場を見学し,ワインの製造過程と品質管理に関する説明を受けました。工場の製造部門の方からの説明に対して質問が出るなど,熱心に聞き入っていました。
次に,森町にある「ニチレイ(株)森工場」を見学し,冷凍食品の製造工程と品質管理について説明を受け,同工場が日本の冷凍食品発祥の地であることに多くの留学生が驚き,材料から製品までの徹底した品質管理に関心を示していました。
最後に,「北方生物圏フィールド科学センター七飯淡水実験所」に立ち寄り,同施設の教職員から施設の概要,絶滅に瀕している貴重な魚種を含む多くの魚類の飼育状況の説明を受け,水産学部の学生と同様に強く興味を示しながら聞き入っていました。
この研修旅行に参加した留学生たちは,普段では見ることが出来ない施設や食品製造現場の様子を見ることが出来,これからの研究や自国に帰ってから大いに参考にしたいなどの抱負を語っていました。 |
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函館わいん(株)の職員から説明を受ける留学生 |
ニチレイ(株)森工場の職員から説明を受ける留学生 |
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七飯淡水実験所で説明を受ける留学生 |
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(水産科学院・水産科学研究院・水産学部) |
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