部局ニュース

脳科学研究教育センター発達脳科学専攻第4期修了生に修了証書授与

 去る3月25日(火),本学修士・専門職学位・博士学位記授与式当日16時から学術交流会館第三会議室において,脳科学研究教育センターが設置する発達脳科学専攻教育プログラム修了生に対し,栗城眞也センター長から修了証書が授与されました。
 今年度の修了生は第4期生として,修士課程7名,博士課程5名,計12名が所属研究科の学位取得に合わせて発達脳科学専攻所定の修了要件を充足し,修了が認定されたものです。
 センターでは,修了までの研究指導の一環として研修会を実施しており,今年度は,1〜2日間の日程で所属研究科以外の希望する基幹教員研究室を訪れ実習に参加し,自分の研究との融合を考える機会としました。後日この成果を発表会で発表するとともに,発表会当日は自分の研究内容を口頭発表とポスター発表で行いました。さらに,修了予定者は,別途行われる公開論文発表会で研究の集大成を発表します。この発表会では,極力専門用語を使わず,他専攻の院生・教員に自分の研究内容を理解してもらう訓練の場とし,また,来聴者は発表内容から自分の研究への応用を考える機会としました。
 発達脳科学専攻は,文理医系融合型の脳科学研究のバーチャル専攻として,平成15年度に発足し,現在は学内9研究科(学院)にわたる大学院生を対象として複雑な機能をもつ脳について融合した教育プログラムを編成し研究科枠を超えた人材育成を図っており,これまでに修士課程29名及び博士課程11名,合計40名の大学院生を修了と認定しました。

祝辞を述べる栗城センター長 第4期修了生との集合写真
祝辞を述べる栗城センター長 第4期修了生との集合写真

(脳科学研究教育センター)

前のページへ 目次へ 次のページへ