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21世紀東アジア青少年大交流計画訪問団が来訪

 4月19日(月),フィリピンからの大学生訪問団25名が,本学学生との交流及び施設見学のため,来学しました。この訪問は,21世紀東アジア青少年大交流計画に基づき,財団法人日本国際協力センターによる国際交流プログラムとして実施されたものです。
 はじめに,百年記念会館レストランきゃら亭で交流昼食会が開催されました。本学からは学生20名が参加し,食事をとりながら活発な交流が行われ,連絡先の交換や記念撮影を行う姿も多く見られました。続いて,会場を大会議室に移して,教員による本学の概要紹介と,留学生による本学での生活についてのプレゼンテーションが行われました。留学生センター 柳町智治教授による概要紹介の後の質疑応答では,本学への留学方法や,奨学金等について質問があり,訪問団の学生の留学に対する意識の高さがうかがわれました。
 続いて,フィリピンからの留学生である,工学研究科博士課程3年 Richard Diaz Alorro さんと,農学院博士課程1年 Mopera Lotis さんによるプレゼンテーションでは,本学に入学した経緯や研究内容に加えて,札幌のフィリピン人コミュニティ,教会やモスクなど生活に密着した部分についても紹介され,訪問団の学生は興味深く聞き入っていました。その後,訪問団は総合博物館を見学し,天野哲也教授から展示についての説明を受けました。訪問団学生は,天野教授に積極的に質問したり,展示を背景に記念撮影をするなど,見学を楽しんでいる様子でした。
 昼食会に参加した本学の学生からは,訪問団の学生はとても気さくで,お互いの国のことについて話しているうちに,あっという間に時間が過ぎてしまったという声や,英語に対する恐怖心が取れ,もっと英語で話したいと思うようになったという感想がありました。
 また,訪問団の学生からは,北大生は知的で礼儀正しく,温かく迎えてくれたとの声や,美しいキャンパスや先進的な施設が印象的で,留学してみたいといった感想がありました。
 今回の来訪は,訪問団の学生にとっては日本での学生生活について知る良い機会となり,また,本学の学生にとっては貴重な国際異文化交流の場となったようでした。

 
昼食会の様子 柳町教授との記念撮影 留学生プレゼンテーションでの質疑応答
昼食会の様子 柳町教授との記念撮影 留学生プレゼンテーションでの質疑応答
 
(学術国際部国際支援課)
 

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