サイエンスカフェ「地震・火山噴火,その仕組みに迫る」を開催 |
地震火山研究観測センターでは4月4日(日),紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデンにおいて,サイエンスカフェ「地震・火山噴火,その仕組みに迫る」を開催しました。これまで当センターでは,啓発活動の一環として一般公開シンポジウムを毎年開催してきましたが,今回は従来のスタイルを大きく変えて,参加者が気楽に質問できる雰囲気を作り出すために,センターとして初めてサイエンスカフェ開催を企画しました。
当日は,総勢約70名の一般市民が参加して下さり,会場ではNHKや北海道新聞による取材もありました。谷岡センター長による開会挨拶の後,講義でも流行のクリッカーを用いた全員参加型クイズからスタート,青山先生の若く明るい進行で,会場は一気に盛り上がりを見せました。続いて,火山噴火や地震津波が発生する仕組みについて,橋本先生と谷岡先生が身近な事例や動画を活用して分かりやすく丁寧に説明しました。質問コーナーでは「センターでは予知のために動物を飼っているか?」「最近地震が多いと感じるが,検知能力が向上した影響か?」など,素朴なものから専門的なものまで幅広く質問を頂き,教員全員がドキドキしながら回答しました。
会場にはセンターの組織や最新の研究成果を紹介するパネルを展示したほか,野外観測で使用する地震計や赤外熱映像カメラを持ち込み,参加者にその動作状況を間近に見て頂くなどして,休憩時間も大いに楽しんでもらいました。
閉会後のアンケートでは「分かりやすかった」「丁寧な説明だった」「これからも期待している」などのお声を頂戴するなど,初体験のサイエンスカフェは大盛況に終わりました。当センターでは,これからも皆様の要望に答えるべく,様々な工夫を重ねながら啓発・普及活動を継続して参りたいと考えています。
最後に,今回のサイエンスカフェ開催にあたり,紀伊國屋書店木村さんと本学CoSTEP三上先生には大変お世話になりました。ここに記して感謝申し上げます。 |
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当日の会場の様子 |
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挨拶する谷岡センター長 |
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(地震火山研究観測センター) |
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