JSPS若手研究者交流支援事業にかかる国際セミナー・シンポジウムを函館で開催 |
水産科学研究院では,7月2日(金),「女性研究者育成」,「持続可能な水産に向けた若手・女性研究者の役割」をテーマとした国際セミナー及び国際シンポジウムを開催しました。
これは独立行政法人日本学術振興会「若手研究者交流支援事業−東アジア首脳会議参加国からの招へい−」に荒井克俊教授が代表となり申請・採択されたものです。
本プログラムでは,これまでに大学間交流協定校のカセサート大学,アジア工科大学や部局間交流協定機関のワライラック大学,東南アジア漁業開発センターから若手・女性研究者を招へいし,研究交流を進めてきました。
午前の国際セミナーでは,「東南アジアに学ぶ女性研究者の育成」と題してタイの招へい女性研究者,タイからの女子留学生や東典子研究員(東京農大)が,女性研究者としての視点から,自身の取り組みや女性研究者の現状について講演しました。
午後の国際シンポジウムでは,「アジアにおける持続可能な水産に向けた若手・女性研究者の役割」と題して広島大学・山尾政博教授や,本研究院・帰山雅秀教授による講演が行われた後,シンポジウム参加者が小グループに分かれ各テーマの下で持続的水産のための教育プログラムについてグループディスカッションを行い,その発表を行いました。
シンポジウム終了後に市内ホテルにて開催されたレセプションにおいて嵯峨直恆研究院長による総括が行われ,本プログラム副代表の岡本純一郎教授より,最優秀発表を行ったグループに,記念品が贈呈されました。
国際セミナー・シンポジウムには,教職員・タイ招へい研究者・日本人学生・留学生など,延べ約180名が参加しました。国籍や性別を問わず,参加者は皆活発に議論を交わし,知識や情報を共有し合いました。今後の充実した国際交流が大いに期待されます。 |
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挨拶する荒井教授 |
タイ招へい女性研究者による講演の様子 |
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グループディスカッション風景 |
参加者集合写真 |
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(水産科学院・水産科学研究院・水産学部) |
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