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北海道大学教育GP第2回外部評価委員会開催

 総合博物館では,北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」による平成21年度の取り組みについて学内外から厳正・適格な評価を受けて,来年度以降の取り組みの改善に反映させるための評価活動,評価体制の構築を目指し,年度ごとに外部評価委員会を開催しています。
 北大教育GPの助成期間の最終年度に当たる本年度も,昨年度と同様に,事業成果についてより客観的な評価を行い,それを最終年度に予定されているプログラムの改善につなげるため,委員(西野嘉章氏(東京大学総合博物館館長),角張裕信氏(元北海道札幌北高等学校校長),島田修氏(北海道旅客鉄道株式会社取締役総務部長),木村仁氏(北海道新聞社論説委員),岡本敏博氏(札幌市民),山田祥子氏(北海道大学大学院文学研究科大学院生))からなる外部評価委員会が組織されました。事業推進ワーキンググループによって用意された「平成21年度事業成果報告書」ほかの資料をもとに,5月19日(水)に第2回外部評価委員会が開催され,平成21年度の活動成果についての評価と,最終年度に向けての助言をいただきました。学内からも,事業推進ワーキンググループのメンバーのほか,学内運営委員の安藤厚氏(元高等教育機能開発総合センター高等教育開発研究部部長),細川敏幸氏(高等教育機能開発総合センター高等教育開発研究部部長),および,松枝大治氏(北海道大学総合博物館館長)が参加しました。
 外部評価委員からは,前回の外部評価で指摘された問題点の多くについて改善に努めた点や,プログラムの中身を学内外の多方面から協力を得て大幅に拡大し,バランス良く充実させた点について,高い評価をいただきました。また,多くの委員から,次年度以降も,継続して実施してほしいという意見をいただいたことは,事業推進ワーキンググループのメンバーにとっては,大きな励みとなりました。一方で,事業の意義と可能性を教育により深く浸透させるためのメディア対策,広報活動等については,未だ改善の余地があるとの評価をいただいたほか,次年度以降も,全学の支援を得つつ,プログラムを継続させて行くために一層の努力が必要であるとの指摘も受けました。
 なお,北大教育GPの平成21年度の事業成果ならびに本委員会の評価については,『北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」平成21年度事業成果・外部評価報告書』としてまとめられています。

 
外部評価委員会の様子 外部評価委員会の様子
外部評価委員会の様子
 
(総合博物館)
 

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