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北方生物圏フィールド科学センターで水圏ステーション
七飯淡水実験所の一般公開を実施

 北方生物圏フィールド科学センターでは,水圏ステーション七飯淡水実験所の新棟完成に伴い,12月6日(土)に同実験所内において,七飯町内の近隣住民を対象とした一般公開を実施しました。
 同実験所は,大学における教育や研究のほか,小中学生へのサケマス教室や高校生への実習を行ってきました。しかしながら,施設が老朽化している上,大きな実習室がなく悪天候時の対応ができなかったため,これまで一般公開は行っていませんでした。
 当日はあいにくの吹雪模様でしたが,朝早くから,幼児や年配者も含め多くの見学者が訪れました。まず,新しく作られた実習室の中で,山羽悦郎所長により同実験所の歴史,教育研究を中心とした説明が行われ,後半は同実験所内の飼育室の見学となりました。新しく作られた飼育室や高密度飼育水槽の構造,そして飼育されているサケマスやチョウザメの飼育方法等の説明が行われました。説明会は2回行われ,参加者は,水槽に入っている無数の稚魚に関心を寄せていました。
説明に熱心に聞き入る参加者

説明に熱心に聞き入る参加者

飼育室の稚魚について説明を受ける参加者

飼育室の稚魚について説明を受ける参加者

飼育室の水槽で泳ぐチョウザメ

飼育室の水槽で泳ぐチョウザメ

(北方生物圏フィールド科学センター)

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