部局ニュース

教育学院・教育学研究院・教育学部における
ESDキャンパスアジア平成26年度プログラム全日程を終了

集中サマーコース参加者の集合写真

集中サマーコース参加者の集合写真

集中サマーコース最終発表会の様子

集中サマーコース最終発表会の様子

 教育学院・教育学研究院・教育学部は,「社会の持続可能な発展にとって教育の持つ役割は何か?」を主題とした双方向型短期留学支援事業であるESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)キャンパスアジア・プログラムを平成23年から開催しており,1月30日(金),参加学部生の報告会の開催をもって平成26年度プログラムの全日程を終了しました。
 本年度プログラムは,昨年8月17日から26日までの10日間にわたる集中サマーコースにより開幕し,アジアにおける有力学術協定締結校である韓国・高麗大学校,ソウル大学校,中国・北京師範大学,タイ・チュラロンコン大学の学部生20名(各大学5名)が集結し,本学部生19名と共に総勢39名が英語によるESD関連講義,演習,総合討議に加え,国立日高青少年自然の家における野外宿泊研修(1泊2日)に参加しました。
 秋季には集中サマーコースに参加した本学部生が4グループに分かれて,アジア連携4大学へ短期留学して海外学生との再会を果たし,各大学の特色あるESD主題の集中コースに参加しました(9月4日〜13日・チュラロンコン大学,9月21日〜30日・北京師範大学,10月25日〜11月4日・高麗大学校,12月11日〜20日・ソウル大学校)。
 本事業はアジアの有力協定校と連携し個別大学の枠組みを超えて連携大学における教員・学生の相互交流と教育的資産の共有化を実現するキャンパス環境の設営を目的としており,教室におけるESD学習ばかりではなく,日常生活の共有を通して達成される学生の国際的な人脈形成によって,世界的課題である持続可能で安心・安全な社会と平和な世界をどのように構築するかを将来にわたって考え続けていく次世代の力量形成が期待されます。

(教育学院・教育学研究院・教育学部)

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