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北海道大学−物質・材料研究機構(NIMS)
連携10周年記念式典に参加

集合写真

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 本学と独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)の連携が始まって10周年を迎えたことを記念して,1月14日(水)にNIMS主催による,北海道大学−NIMS連携10周年記念式典及びジョイントシンポジウムが開催されました。
 現在,総合化学院,生命科学院及び理学院において,連係大学院あるいは連携研究室が設置され,NIMSの研究者が大学教員として博士後期課程の学生の研究・学位論文指導を担当しています。今回は,本学とNIMSの連携協定が最初に締結されてから10周年を迎えたことを記念して式典が開催されました。
 当日は,NIMSからは潮田資勝理事長,北海道大学−NIMS連係大学院の担当教員及び北海道大学−NIMS連携講座の担当教員などが出席し,本学からは山口佳三総長,連係大学院及び連携研究室に関連する理学研究院の加藤昌子教授,工学研究院の忠永清治教授,先端生命科学研究院の門出健次教授が出席しました。
 式典では,潮田理事長と山口総長の挨拶の後,北海道大学−NIMS連係大学院教授の魚崎浩平教授(本学名誉教授)より,北海道大学−NIMS連携の歴史について講演がありました。この10年間の連携の歴史が詳しく紹介され,この連携がNIMS,本学の両者にとって研究・教育に大きな役割を果たしていることが説明されました。
 引き続き,ジョイントシンポジウムが開催され,本学及びNIMSの関係者が最近の研究トピックの紹介を行いました。
 また,記念式典に先立ち,午前中にはNIMSで日頃研究活動を行っている,北海道大学−NIMS連係大学院博士後期課程の学生の中間報告会が開催され,出席者との間で活発な議論が行われました。
 記念式典及びジョイントシンポジウムには,学生を含め約50名の出席者がありました。今後も,NIMSと本学の連携がさらに発展し,この制度を利用することにより多くの優秀な研究者が育っていくことが期待されます。

(総合化学院)

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