地球環境科学研究院では,平成27年度公開講座「北海道の野生生物:自然史と環境変化への応答」を8月19日(水)から9月30日(水)まで全6回で開講し,18歳から80歳代までの市民72人が受講しました。
自然豊かな大地と言われる北海道でさえ,多くの市民にとって野生の生き物の一生や環境変化にともなう彼らの変化に気づくのは至難の業です。この公開講座では,北海道を象徴する生き物たちの最近について,日頃から野生生物研究に携わる6人の研究者たちが最新の研究成果を報告しました。熱心に聴講される受講者が多く,すべての講義で多数の質問が出るなど,受講者からも非常に好評のうちに終了となりました。
最終回の講義終了後,全6回の講義のうち4回以上出席した63人の受講者に修了証書が授与されました。