11月26日(木),学術交流会館を会場に“The 3rd International Life-Science Symposium(第3回生命科学国際シンポジウム)”を開催しました。本シンポジウムは,国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラムとして生命科学院が実施する「次世代の生命科学グローバルリーダー養成プログラム」主催の国際シンポジウムで,生命科学院博士後期課程の学生が企画・運営を行いました。
本年度は,今後の日本の生命科学の研究を担う次世代の若手研究者の異文化交流の足掛かりとしてこの会を位置づけ,若手研究者同士のコミュニケーションの場を提供するという目標のもと,留学生50名を含む129名が参加し,17件の口頭発表及び39件のポスター発表を通して,活発な質疑応答が行われました。
招待講演には,先端生命科学研究院のFayna Garcia Martin助教と電子科学研究所の玉置信之教授を招きました。先生方のこれまでの研究内容に加えて,国際コミュニケーションの秘訣や異なる文化の中で活躍するための助言があり,参加者は熱心に耳を傾けていました。
シンポジウム終了後は,本年度10月入学のプログラム留学生の歓迎会と,優秀な発表に対する3件の優秀口頭発表賞と6件の優秀ポスター発表賞の授賞式を兼ねた懇親会を中央食堂2階で行いました。参加者は国境を越えて,親睦を深め合い,お互いの研究について語り合いました。
本シンポジウムは,留学生をはじめ日本人学生にとっても,若手研究者が将来的に国際的な場で活躍するための一助となり,将来のますますの発展を手助けするものになったと思います。
開催にあたりご指導・ご協力をいただいた先生方,ご支援をいただいた事務担当者,準備・運営にご協力いただいた留学生,学生に深くお礼申し上げます。