7月30日(土)から8月19日(金)にかけて,今年度の教員免許状更新講習を開催しました。
現在教員免許を持っている現職教員等は,10年ごとに設定される修了確認期限前の2年間に,大学などが開設する30時間の教員免許状更新講習(必修領域・選択必修領域においてはそれぞれ6時間,選択領域においては18時間)を受講・修了し,免許管理者(都道府県教育委員会)に申請する必要があります。本講習制度は,その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう定期的に最新の知識技能を身に付けることで,教員が自信と誇りを持って教壇に立ち,社会の尊敬と信頼を得ることを目指すために,平成21年4月1日に導入されました。
平成21年度以降,本学では毎年講習を実施しており,今年度も様々な学校種の教員等を対象として,全8講習を開催しました。夏休み期間を中心に開催したことや,バラエティに富んだ内容の講習を開設したこともあり,必修領域の受講者数115名,選択必修領域の受講者数115名,選択領域の受講者数は6講習あわせて205名の方々の参加がありました。
講習では,担当講師からのオリエンテーションの後,各テーマに関しての講義や実習が行われ,講習のまとめとして修了認定試験を行いました。講習後に寄せられたアンケートでは,「今後の授業実践への意欲が湧いた」「経験値の中で何となく考えていたり,感じたりしていたことが理論化され,クリアになった」「子どもたちに『未来に向けてどう動くか』を伝えたり,考える場を作っていきたいと思った」などの意見があった他,実習を主とする講習の受講者からは,「最先端の研究を教えていただいたり,実際に実験をしたりして,驚きの連続だった」などの意見が寄せられ,本講習の意義を改めて感じる良い機会となりました。
なお,今年度開催した講習は以下のとおりです。受講者の皆様,大変お疲れ様でした。