国際本部グローバル教育推進センター日本語研修コース研修生の修了式を,8月10日(水)に国際本部大会議室において行いました。
この日本語研修コースは,大使館推薦の国費外国人留学生に対して大学院進学前の予備教育として開設されている6か月間の研修コースで,今回修了した研修生は,本年4月に入学した10か国からの12名です。10月からは,11名が本学の研究科等で,1名が小樽商科大学で引き続き学ぶことになっています。
修了式では,グローバル教育推進センター教員や指導教員が見守るなか,川野辺創国際本部副本部長から留学生一人ひとりに修了証書が授与されました。続いて,川野辺国際本部副本部長より日本語でお祝いの言葉があり,学生は6か月間日本語を学んだ成果を生かして,日本語のスピーチを聞きとろうと真剣に聞き入っていました。最後に集合写真を撮影しましたが,その後もしばらく学生達は,指導教員やこの半年間で親しくなった学生同士で写真撮影を続けていました。
修了式に引き続き,同コースのほか,昨年10月及び今年4月に入学した日本語・日本文化研修コース(日研コース)と北海道大学短期留学プログラム(HUSTEP)の合同送別会が開かれ,グローバル教育推進センター教員や指導教員も合わせて約150名が出席しました。日研コースは,母国で日本語・日本文化に関する教育を行う学部に在籍している協定校の留学生に対して日本語,日本文化,日本事情に関する教育を行う研修コース,HUSTEPは,本学の協定校に在籍する学生に対して原則として英語による授業を実施するプログラムです。
送別会は,新渡戸カレッジ生の坪井里奈さん(水産学部2年)と嶋倉穂南さん(獣医学部1年)による司会進行,小林由子グローバル教育推進センター教授の発声による乾杯で始まりました。そして,各コースの代表者が,すっかり上達した日本語のスピーチで日本語の勉強や楽しかった学生生活の思い出などについて語り,送別会を盛り上げ,修了生達は,学生同士はもちろん,お世話になった先生方とも語らい,楽しい時を過ごしていました。