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法学研究科でサマーセミナー「最新の知的財産訴訟における
実務的課題―特許法をめぐって―」を開催

 法学研究科では,8月18日(木)から21日(日)までの4日間,人文・社会科学総合教育研究棟において,サマーセミナー「最新の知的財産訴訟における実務的課題―特許法をめぐって―」を開催しました。
 本セミナーは,日本弁理士会から弁理士の継続研修のための外部研修機関としての認定を受けて,平成21年度から毎年度開催しているものです。その実績が認められ,平成26年度には,文部科学省による「法科大学院公的支援見直し加算プログラム」の審査において,本セミナーは「知的財産法領域における社会的ニーズに即応した『実効的な継続教育プログラム』の実施」であることを理由に「特に優れた取組」であるとされました。
 第8回目となる本年度は,本研究科の田村善之教授及び吉田広志教授,外部招聘講師の三村量一氏(長島・大野・常松法律事務所弁護士),鮫島正洋氏(内田・鮫島法律事務所弁護士/弁理士),韓相郁氏(韓国金・張法律事務所弁護士)によって,特許法に関する実務的課題につき,数々の重要裁判例を踏まえてわかりやすく講義されました。受講者は,知的財産事件に携わる実務家(弁理士,弁護士,企業の知的財産部員等)ばかりでなく,大学の教員,大学院生など幅広い分野にわたり170名を超えました。昨年度からは,修士課程の授業としても開講しています。受講者は熱心に受講されるとともに,講義の最後の質疑応答では現実に即した様々な質問に対し,各講師は丁寧に答えられていました。本年度のサマーセミナーも多くの温かい反響をいただいた中で盛会裡に終了しました。
講義を行う田村教授

講義を行う田村教授

講義の様子

講義の様子

(法学研究科・法学部)

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