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薬学研究院が「第8回薬学研究院研究発表会」を開催

 8月5日(金)に,薬学研究院臨床薬学講義室において,「第8回薬学研究院研究発表会」を開催しました。本発表会は,教員のプレゼンテーション能力の向上及び他分野の研究に関する理解を深めることによる共同研究の活性化等を目的として,平成24年度に始まり,FD研修会を兼ねて年2回実施しているものです。
 発表会は,南 雅文薬学研究院長による開会挨拶の後,神経科学研究室の羽田沙緒里助教による「γセクレターゼ切断産物解析によるアルツハイマー病発症機構の解明」と題する発表及び,薬品製造化学研究室の穴田仁洋准教授による「有用生物活性物質の合成を指向した不斉触媒反応の開発」と題する2件の研究発表が行われました。
 本発表会には教員56名が参加し,様々な分野の教員から発表者への質問があり,活発な討論が交わされました。また,参加者へのアンケートを実施することにより,発表に関する感想や改善点等のアドバイスを発表者へフィードバックすることでプレゼンテーションの向上に役立てています。教員の異分野への知見の拡大やプレゼンテーションの参考に,また共同研究の活性化に繋がる非常に良い機会であり,大変有意義な会となりました。次回は平成29年3月に開催予定です。
発表する羽田助教

発表する羽田助教

発表する穴田准教授

発表する穴田准教授

(薬学研究院・薬学部)

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