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国際シンポジウム「学生と共に創る教育の質保証〜SA,TA,
PFFなどのこれから〜」を開催

 高等教育推進機構高等教育研修センターでは,9月8日(木)に国際シンポジウム「学生と共に創る教育の質保証〜SA,TA,PFFなどのこれから〜」を学術交流会館小講堂において開催しました。
 本シンポジウムは,教育活動におけるSA,TA,PFF等に焦点を当て,国内外の取組事例を参考に,教育活動の負担軽減,博士研究者・若手研究者の確保といった問題について議論することを目的として,高等教育研修センターが主催し実施したもので,道内大学等の他,道外からも多数の参加がありました。
 開催にあたり,新田孝彦センター長から挨拶があった後,アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校のLinda von Hoene氏,中国・清華大学のShi Jinghuan氏から各大学における本問題への取組事例の報告が行われました。その後,国内の大学の取組として,本学の細川敏幸教授,大阪大学の佐藤浩章准教授,嘉悦大学の白鳥成彦准教授から取組事例が報告されました。
 次いで,文部科学省高等教育局の薮本沙織学務係長,流通科学大学の宇田川拓雄特任教授による指定討論が行われた後,全体討論が行われ,活発な質疑応答が行われました。
 事後アンケートでは,「アメリカ・中国のケースを交えて現状を理解できてよかった」「TAの位置的なもの,立場的なもの,また能力についても少し理解できた」等の意見があり,参加者にとって有意義なシンポジウムになったようです。
取組事例報告の様子

取組事例報告の様子

全体討論の様子

全体討論の様子

(高等教育推進機構)

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