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第30回北海道大学教育ワークショップを開催

集合写真

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 高等教育推進機構高等教育研修センターでは,9月14日(水)・15日(木)に,北海道の大学等に着任して5年未満の新任教員を対象とした新任教員研修(北海道大学教育ワークショップ)を高等教育推進機構S講義棟S5講義室で開催しました。
 今年度は「アクティブ・ラーニング型授業の設計」をテーマに開催し,学内の教員21名,学外の教員6名の参加があり,仮想の授業科目を発案し,そのシラバス作成を通じて,教育の基礎を理解し,授業のデザイン方法,新しい教育手法等を身に付けることを目指しました。
 開催にあたり,新田孝彦センター長から挨拶があった後,オリエンテーションが行われ,その後,シラバスを作成するメインプログラムに入りました。
 このプログラムは,課題の「レクチャー」「グループ討論」及び「成果の発表,全体討論」を1セットとして,3つの仮題について行い,参加者はシラバスを具体的に作り上げていく過程を通して,授業の目的・内容・評価方法の3つの基本的要素を体験的に学びました。また,各セットの間には自身のシラバスの校正と講師による添削,授業での悩みやそれらを解決するためのディスカッションが行われました。
 最後に,細川敏幸副センター長から受講者へ教育ワークショップ修了証書が手渡され,全日程が終了しました。
 事後アンケートでは「今まで漠然と読んでいたシラバスの体系について理解できた」「講義(シラバス作成も含む)をする際の指針ができ非常に有意義だった」「普段考える機会が少ない内容を教えてもらいとても良かった」等の意見が見られ,大変有意義なワークショップとなりました。
 本ワークショップは,今年度は11月にも開催予定です。
ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

(高等教育推進機構)

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