医学部及び歯学部では,9月28日(水)に,学術交流会館講堂において,この1年間に系統解剖,病理解剖及び法医解剖のため,本学に尊い御遺体を捧げられ,その御遺体を通して病因・病態の究明に,あるいは人体構造機能の理解に,貴重な御教示を遺された365名の御霊の御冥福をお祈りするため,慰霊式を執り行いました。
慰霊式には,御遺族,山口佳三総長,理事,部局長,教職員,学生,学外関係者等約360名が参列しました。
式は解剖体御芳名奉読の後,参列者全員による黙祷を行い,次いで,笠原正典医学部長及び横山敦郎歯学部長から,御霊の御意志に報いるためにも一層の教育・研究・診療の発展に努めたい旨の追悼の辞がありました。その後,参列者による献花を行い,最後に横山歯学部長から謝辞があり,慰霊式は厳粛のうちに終了しました。