研究・産学連携
総長室重点配分経費・研究支援事業について
平成19年度 総長室重点配分経費・研究支援事業の採択について
研究戦略室における平成19年度の重点配分経費を用いた研究支援事業におきましては、3つの研究支援事業を計画し、16件の研究プロジェクトに対し、総額72,565千円の研究の支援を決定いたしました。
・先端的融合学問領域創成支援
旧来の学問分野にとらわれず、部局間・分野間横断的にネットワークを編成し、将来融合的な学問分野の創成、専攻の設立につながる研究の立ち上げ支援を行うもの。
応募件数 5件、 採択数 2件、 採択金額 6,000千円
所属部局等名 |
研究代表者氏名 |
研究題目 |
採択額/
(千円) |
医学研究科 |
岸 玲子 |
北海道大学の特色を生かし現代社会のニーズに応える公衆衛生(Master of public Health)program設立のための学内共同研究体制確立と高度融合化連携教育の基盤形成 |
4,000 |
観光学高等研究センター |
敷田 麻実 |
専門的分野を越境する知による北海道からのサステイナブルツーリズム創出のための先端的研究 |
2,000
・大型の競争的資金獲得支援 大型の競争的資金の申請予定者に対して研究戦略室の室員等(1?2名)が指導・助言することにより、積極的な支援を行い、当該資金の獲得を目指すもの。
応募件数 11件、 採択件数 5件、 採択金額 27,305千円
所属部局等名 |
研究代表者氏名 |
研究題目 |
採択額/
(千円) |
理学研究院 |
川端 和重 |
細胞系における頑強な形態形成過程のダイナミクス: 時・空間の協同性の計測と数理モデル構築による制御 |
6,000 |
先端生命科学研究院 |
内藤 哲 |
RNAによる細胞機能の多様化戦略 |
6,000 |
公共政策学連携研究部 |
吉田 文和 |
ポスト京都議定書の国際環境政策 ?東アジア環境政策共同体を目指して |
3,335 |
触媒化学研究センター |
福岡 淳 |
触媒法セルロース分解による燃料・化学品合成 |
6,000 |
スラブ研究センター |
田畑 伸一郎 |
地域大国ロシア:ポスト帝国空間の再編 |
5,970
・若手研究者の研究支援 若手研究者による独創的・先駆的な、格段に発展する可能性を秘めた研究への支援を行うもの。
応募件数 10件、 採択数 9件、 採択金額 39,260千円
所属部局等名 |
研究代表者氏名 |
研究題目 |
採択額/
(千円) |
工学研究科 |
永山 昌史 |
マクロファージが結合組織内を浸潤する際の力学機構の解明 |
4,260 |
地球環境科学研究院 |
三浦 徹 |
環境要因による繁殖様式の転換と性決定に関する分子生態発生学・染色体科学的解析 |
5,000 |
地球環境科学研究院 |
山田 幸司 |
単一波長励起が可能な蛍光プローブの創製と実用応用 |
4,000 |
薬学研究院 |
板垣 史郎 |
日本人に高頻度に発現する薬剤性肺障害の予防 |
3,500 |
薬学研究院 |
関根 勇一 |
癌細胞浸潤・転移におけるアダプター分子STAP-2の機能解明 |
5,000 |
先端生命科学研究院 |
和多 和宏 |
生物の「個体差」をつくる遺伝子発現調整機構の解明:小鳥のさえずり行動から個体差を生み出す分子メカニズムを探る |
5,000 |
触媒化学研究センター |
鈴木 秀士 |
元素選別原子間力顕微鏡“XANAM”の開発 |
4,000 |
北方生物圏フィールド科学センター |
星野 洋一郎 |
受精および種子形成プログラムの解明?生殖制御技術とオルガネラ工学を融合させた分子育種法の新展開? |
5,000 |
創成科学共同研究機構 |
嶌田 智 |
海洋植物の環境適応に関する遺伝子進化の解明?淡水へ、深海へ、そして南極へ? |
3,500
平成18年度重点配分経費研究成果報告会の実施について
平成19年3月22日(金)9:30から百年記念会館大会議室において平成18年度に重点配分経費を獲得した研究者による研究成果の報告が行われました。
長田研究戦略室長をはじめとした室員およびオブザーバーが出席し、各研究者から成果の概要報告を受けた後、活発な質疑応答が行われました。
(詳細はこちら)
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