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市民公開・農学特別講演会「酪農・乳製品をとりまく世界の諸事情」

北海道大学大学院農学研究院 平成20年度市民公開・農学特別講演会
「酪農・乳製品をとりまく世界の諸事情」の開催について

 例年、北海道大学農学部では、一般市民を対象として公開講座を開催しており、平成20年度は、「酪農・乳製品を取りまく世界の諸事情」というタイトルで、以下の3つの講演を予定しております。
 この講演会は1898(明治31)年に発足した「札幌農林学会」が毎年開催してきた特別講演会を継承、発展させた、100年以上の歴史を持つ講演会です。平成9年からは「市民公開・農学特別講演会」と名称を変えて、大学の研究者だけでなく広く市民に公開されるようになりました。本年度は市民公開になってから11回目の開催となります。
 なお、参加費は無料ですので、関連分野の方はもちろん、一般の方もふるってご参加ください。

【開催概要】
日時:2008年11月28日(金) 13:30-17:00
場所:農学研究院 4階大講堂
    札幌市北区北9条西9丁目
主催:北海道大学大学院農学研究院・農学院・農学部・札幌農林学会・札幌農学振興会
共催:北方生物圏フィ−ルド科学センタ−

【講演内容】
講演1:「牛乳・乳製品の利用と問題点」13:30-14:30
 講師:北海道大学農学研究院・教授 島崎敬一
 牛乳の利用方法と汚染粉ミルクなどに関する諸問題について述べる。

講演2:「北海道の酪農の発展とバングラディシュの酪農」14:45-15:45
講師:北海道大学農学研究院・教授 出村克彦
 戦後の北海道における酪農の発展と今後の可能性,そしてアジアの持続的な酪農形態をバングラディシュの例を示して解説する。

講演3:「世界の酪農と牛乳・乳製品事情〜鍵を握る国々〜」16:00-17:00
講師:(独)農畜産業振興機構・調査情報部長 長谷川 敦
 2006年後半から2007年末にかけて、バター、粉乳類、チーズなど主要乳製品の国際価格は急騰した。その背景に何があったのか。中国、インド、ニュージーランド、オーストラリア、EUなどに焦点を当て、世界の乳製品需給・貿易の構造を概説する。

※地図等はチラシ(PDF)をご覧ください。

【お問い合わせ】
北海道大学農学事務部庶務担当
TEL(011)706−2420