平成21年8月7日
北海道大学の学生、職員その他の構成員各位
北海道大学感染症対策委員会委員長
逸 見 勝 亮
北海道大学における新型インフルエンザへの対応について(通知)
国における新型インフルエンザの患者の把握については、個々の発生事例の全数把握から特定集団からの多数発生の早期探知に、対策の重点が改められたことを踏まえて、本年7月24日に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の一部を改正する省令(平成21年厚生労働省令第133号)」が施行されました。
これに伴い、今後北海道及び札幌市において、これまでの発熱外来を中心とする医療体制から、原則、全ての医療機関において診療を受けられる医療体制に移行する予定であります。
つきましては、国及び地方公共団体の対応の変化を踏まえて、8月10日(月)から、以下のとおり対応することとします。
なお、これにより、平成21年7月24日付け通知「新型インフルエンザの感染等の防止のための措置について」は、廃止いたします。
- 感染の報告
医療機関において、「A型インフルエンザ」又は「新型インフルエンザ」と診断された場合には、速やかに所属部局等に報告願います。(平日の8時30分から17時00分まで) - 自宅待機等の判断
上記1の報告によって得られた情報又は保健所等からの連絡に基づき、集団的な発生が疑われる場合又は集団的な発生を確認した場合には、濃厚接触者等の自宅待機、休講等の必要な措置を講ずることとします。 - 医療機関への受診について
高熱(38度以上)、咳その他のインフルエンザ様症状が認められた場合には、最寄りの医療機関に、必ず事前に電話により受診時間、受診方法等を確認のうえ、速やかに受診願います。また、受診に際しては感染の拡大防止のためマスクを着用願います。 - ホームページ等の確認について
今後も、新型インフルエンザに関する情報については、本学のホームページ(モバイルサイトを含む。)に掲載いたしますので、毎日確認するよう努めてください。
また、行政機関等の要請等により休講等の措置を講ずることも考えられますので、特に学生の皆様におかれましては、本学のホームページ(モバイルサイトを含む。)を毎日確認するとともに、テレビ、ラジオ、新聞等の報道にご留意願います。 - 参考情報
○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/
○Swine influenza(世界保健機関〔WHO〕)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/
○国立感染症研究所
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html
○CDC
http://www.cdc.gov/swineflu