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総合博物館企画展示「アラスカの恐竜〜アジアをめざした生命〜」

 この展示は、現在ダラス自然史博物館と北大総合博物館が共同で米国アラスカ州にて行っている恐竜調査の成果の一部を展示するものです。米国アラスカ州の恐竜を展示し、「極圏という寒く厳しい環境にも恐竜が生活していたという驚愕の事実」「アジアに渡ろうとアラスカまで北上した恐竜たち」「環境の変動と生命の神秘」といった面からアプローチしたものになっております。
 展示の舞台であるアラスカ州は、その地理的位置からあらゆる分野から注目を浴びています。北極圏に位置することから、寒冷な気候、季節による極端な日照時間の変化、特殊な生態系といった、他の地域とは異なった環境が繰り広げられていました。また、アジアと北米を繋ぐベーリング陸橋がたびたび存在したと考えられ、アラスカを通して動物が移動を行っていました。恐竜時代にはどのような環境が広がっていたのか、どのような恐竜の世界があったのか、アジアの恐竜は北米へ渡っていったのかなど、アラスカを中心に環境の変遷やアジア−北米の恐竜の関係について展示いたします。
 展示される標本のほとんどが日本初公開であり、貴重な展示であるといえます。その中には、植物食恐竜が集団でみつかったボーンベッドの標本や、ティラノサウルスの仲間の頭骨が3つ、10メートルのタルボサウルス全身骨格(肉食)、8メートルの子育て恐竜マイアサウラの全身骨格などが展示されます。

ポスターはこちら

日程: 平成22年7月24日(土)〜 10月11日(土) 9:30〜16:30
場所:北海道大学総合博物館3階「企画展示室」および1階「知の統合」コーナー
    (札幌市北区北10条西8丁目)札幌駅北口より徒歩10分
入場:無料
主催:北海道大学総合博物館
共催:北海道大学教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」,
    北海道大学グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」
後援:北海道教育委員会,札幌市・札幌市教育委員会,NHK札幌放送局,HBC北海道放送,STV札幌テレビ放送,HTB北海道テレビ放送,UHB北海道文化放送,北海道新聞社,朝日新聞北海道支社,読売新聞北海道支社,朝日新聞北海道支社,札幌観光協会,JR北海道
協力:アメリカダラス自然科学博物館,アメリカカンザス大学,国立科学博物館,群馬県立自然史博物館,茨城県自然博物館,神流町恐竜センター,信州新町化石博物館
協賛:須田製版
関連セミナー土曜市民セミナー「ベーリング海峡を渡った恐竜」
          2010年7月10日(土) 13:30〜15:00
          北海道大学総合博物館1階「知の交流」コーナー
注意事項:北海道大学構内には車で乗り入れで来ません。
       バス・地下鉄等の公共機関のご利用をお願いします。

お問い合わせ先
北海道大学総合博物館・事務係 高橋
TEL 011-706-3607 FAX 011-706-4029
E-mail: museum@jimu.hokudai.ac.jp
〒 060-0810 札幌市北区北10条西8丁目