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第8回「九大・北大 合同フロンティア・セミナー」

平成23年1月

第8回「九大・北大 合同フロンティア・セミナー」開催のご案内
1.開催案内
北海道大学と九州大学は、それぞれの大学が現在進めている研究を、広く産業界、社会人、同窓生の皆様に知っていただき、各分野の方々との連携・交流を深めるため、標記セミナーを合同で開催しております。
  第8回目となります今回のセミナーを、「日本のボーダー研究最前線:地域を融かす境界研究」をテーマに、平成23年2月7日(月)に開催いたしますので、多数の皆様のご参加を賜りますようお願い申し上げます。
2.セミナー概要
(1) 日時:
 平成23年2月7日(月) 18:30~20:45
(2) 場所:
 東京ステーションコンファレンス(JR東京駅、東京メトロ東西線大手町駅)
 〒100-0005 東京都千代田区丸の内一丁目7番12号 サピアタワー6階
 電話:03-6888-8080
 〈参考〉 東京ステーションコンファレンスの地図
(3) プログラム
【講 演】

  松原 孝俊(九州大学 韓国研究センター長 教授)
【演題:海峡あれど、国境なし:シームレスな日韓海峡圏構築の試み】
 今、福岡・釜山が熱い。その距離は約200キロ。往来する人の数は160万名(2009年「福岡・釜山友情年2009」の実施で、両市民の「情」は深まり、釜山・福岡超広域経済圏形成に向けて、大きく踏み出しました。EUを見据えた、北東アジア最初の試みとなるグローバル経済圏構想です。2010年に設立10周年を迎えた九州大学韓国研究センターは、この間、日韓の新時代に向けて、国境を越えた新しい地域連携モデルを発信しました。経済・教育など多彩な日韓共通ルールを提案し、併せて東アジア秩序に関するヴィジョン(東アジア共同体)の共有を強調しました。そのことによって、日韓の国際競争力アップと地域経済活性化に大きく寄与すると信じるからであります。
 本セミナーでは、「日韓の国境が融解しつつある」最新のボーダー研究の一端を紹介いたします。

  岩下 明裕(北海道大学 スラブ研究センター 教授)
【演題:国境から世界を包囲する】
 昨年は尖閣列島や北方領土を巡り、日本中がにわかに国境づいた1年でした。今年も年頭から「読売」では「領土」特集があり、「朝日」でも日本の国境地域をとりあげたコラムが載りました。だが、周りを海で囲まれた「島国日本」の住民たちはほとんど国境について実感をもたず、また真剣に考えたことさえありません。なにか有事が起こったときに、急にナショナリスティックになって拳を振り上げてみても、明日になればすぐにみな忘れてしまう。いま日本に何よりも必要なことは、国境の現場を知ること、つまり「ボーダーリテラシー」の涵養であります。今回は、様々なフロンティアで進行中の「境界研究(ボーダーステディーズ)」とはなにかを、みなさんにお話しいたします。

    ・・・・・・・・・休 憩・・・・・・・・・


【パネルディスカッション】

  テーマ:「日本のボーダー研究最前線:地域を融かす境界研究」
 ・コーディネーター:
  出水 薫(九州大学 大学院法学研究院 教授)
 ・パネリスト:
  松原 孝俊(九州大学 韓国研究センター長 教授)
  岩下 明裕(北海道大学 スラブ研究センター 教授)

3.参加対象
講演内容に関心のある方、どなたでもご参加いただけます。
4.参加費用
1,000円:ドリンク(ビール等)及び軽食付き
5.参加申込方法
以下の1、2のいずれかの方法により参加申込してください。
1.@HPから参加申込みができます。
 https://qooker.jp/Q/ja/frontier8/entry/ 又は http://www.godo-ac.jp/
 お申込期限:平成23年1月28日(金)
2.別紙の参加申込書に必要事項をご記入の上、「北海道大学 学術部 研究協力課」または「九州大学 学術研究推進部 学術研究推進課」に平成23年1月28日(金)までにEメールまたはFAXにてお申し込みいただきますようお願いいたします。
なお、電話によるお申込みも受け付けております。
6.主催及び後援
主催:北海道大学、九州大学
後援:北海道大学東京同窓会、九州大学東京同窓会
7.問い合わせ先
北海道大学 学術国際部 研究協力課 小塩 俊二
TEL: 011-706-2058
FAX: 011-706-4873
Eメールアドレス:suishin@general.hokudai.ac.jp 

九州大学 学術研究推進部 学術研究推進課 水野 和彦
TEL: 092-642-7265
FAX: 092-642-7090
Eメールアドレス:kisgodo@jimu.kyushu-u.ac.jp