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連合吹奏楽団「第40回定期演奏会」

12月24日クリスマスイブの夜、本学公認学生団体「連合吹奏楽団」の第40回定期演奏会が札幌市教育文化会館で開催されました。連合吹奏楽団は、北大生を中心に他大学の学生も所属しており、現在9大学・76名で活動している大所帯。これは札幌市内や近郊の大学では珍しく、大きな特徴であるとのことです。
入場すると、開演前のロビーでソロやカルテットなどの演奏が行われていて、人だかりから拍手が湧き、既に盛り上がっている様子に驚きました。開演ぎりぎりまで楽しませてくれて、いよいよ始まった本編。1stステージでは、ビシッと正装した団員達の奏でる吹奏楽のための力強くも美しい楽曲が、OGの先輩の滑らかな司会で進行されます。少し長めの休憩に入ると、降りた緞帳の前でダンスのパフォーマンスが始まり、観客を全く退屈させません。
再び幕が上がると、そこには、お揃いのTシャツとジーンズに着替えた部員がズラリ!照明の演出も加わり、一気にポップな雰囲気に変わりました。司会もOGから演奏者でもある男子学生と女子学生に変わり、観客と一体になれる様な楽しい掛け合いで、テンポよく進めて行きます。
2ndステージはムーディーなジャズからスタート。「ジャパニーズ・グラフィティⅥ ~日本レコード大賞、青春の’70年代~」の演奏では、ピンクレディーやジュディ・オングに扮した団員が登場。続く「Xmas Swingin’コレクション」では、サンタクロース、トナカイ、マッチ売りの少女の登場でオリジナルの物語が展開されました。ハッピーエンドでホッとして笑顔になった観客席に、ステージから飛び出して来た団員達から手作りのクリスマスカードのプレゼントもありました。
最後は組曲「宇宙戦艦ヤマト」の演奏、全4曲。無限に広がる大宇宙に届くかのような、大迫力の演奏でした。アンコールの「そりすべり」は、手作りの三角帽をかぶってリズムに乗った団員達の演奏の様子がとても楽しく、心が温かくなりました。
みんなに楽しんでもらおう!喜んでもらおう!最高のステージをつくろう!という熱い気持ちが、全ての観客に届いたと思います。偶然にも70年代生まれでヤマト世代の私には、一層感動のクリスマスイブとなりました。

(学生支援課職員)

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