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邦楽研究会「第60回定期演奏会」


11月25日、本学公認学生団体「邦楽研究会」の第60回目となる定期演奏会が、札幌市教育文化会館で開催されました。節目の年を迎えてますます新しい試みに力を注いでいるという邦楽研究会。現役会員25名に、顧問教員、引退した会員、総勢32名の出演です。
邦楽研究会は、純邦楽と呼ばれる箏(こと)・尺八・三味線といった日本古来の伝統楽器での合奏をメインとした活動を行っています。今年度の新入会員の初々しい合奏から始まり、一曲一曲から様々な季節や場面をありありと思い浮かべられる様な色彩豊かな演奏が続きました。
4曲目、邦楽研究会の1997年委嘱作品である「NORTHERN TOWN」は、夏の章と冬の章の2部構成。四季の色合いががらりと変わる札幌の眩しい夏と厳しい冬が見事に表現されていました。
最後の8曲目、「和楽器の為の七重奏曲 オーロラ」は、7色のオーロラのごとく、それぞれのパートの奏でる音が連なり重なり合い、大きな波となって煌めく様な繊細かつダイナミックな演奏で、会場中がすっかり引き込まれ、素晴らしい演奏に最後まで観客が聴き入りました。
日本の良き伝統を大切に伝え続ける邦楽研究会の皆さんの真っ直ぐな眼差しと姿勢にも感動し、清々しい気持ちで会場を後にすることができました。

(学生支援課職員)

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