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令和3年度第2学期の学生生活に向けて:総長からのメッセージ(R3.10.4)

 コロナ禍の中で、対面授業の制限、課外活動の制限、学生間の対面交流の制限など、未経験の厳しい状況が続いています。しかも、この状況がアップダウンを繰り返しながら、1年半以上の長期に及んでいます。皆さんの学生生活に対して、学業の面だけでなく、経済的な面、そして、精神的な面で、深刻な影響を及ぼしています。

 しかし、英語でいうspikeのように急激かつ高い患者数の増加を見せた第5波が去り、10月1日から、緊急事態宣言が解除されています。これまでも楽観的な予測が裏切られてきましたので、行動制限解除については、段階的に慎重に進める必要があります。ただ、今回は、ワクチン接種が進み、先には治療薬の光もはっきりと見えるなど、これまでとは違った良い状況も想定されます。

 本学においても、10月1日より学内の行動指針(BCP)のレベル3を一段階緩和し、レベル2としました。詳細は、本学のHPをご覧ください。
 今後、本学では、学生・教職員の安全を第一とする方針は堅持しつつ、状況を適時把握しながら、対面授業の機会の拡大を目指します。行動基準についても、学生の皆さんの学習環境を第一に考え、適時見直しお伝えしますので、今後もよろしくお願いします。

 行きつ戻りつ、徐々にではありますが、ポストコロナ社会が見えてきました。この時代の先頭に立つのは、学生の皆さんです。どうか、「知の拠点」で学ぶ者としての自覚を持ち、前に見えてきた希望に向かって、これまでの基本的予防対策を遵守しつつ、一歩一歩、前に進みましょう。

令和3年10月4日

総長 寳金 清博