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文部科学省「先導的大学改革推進委託事業」に採択

 このたび、平成20年度文部科学省「先導的大学改革推進委託事業」(第二次公募)に公共政策学連携研究部 佐々木 隆 生 教授が研究代表者となっている「高等学校段階の学力を客観的に把握・活用できる新たな仕組みに関する調査研究」が採択されましたのでお知らせします。事業の概要は次のとおりです。
【事業名称】
高等学校段階の学力を客観的に把握・活用できる新たな仕組みに関する調査研究
【事業期間】
平成20年10月〜平成22年9月
【研究代表者】
公共政策学連携研究部 教授 佐々木 隆 生
【事業概要】
 中央教育審議会における審議を踏まえ、イ)学士課程入学時に要求される高等学校段階での学力に関するスタンダードと高等学校における普通教育学習の一般的状況との比較分析、ロ)我が国における後期中等教育並びに大学入学者選抜における共通テストの経験の蓄積の確認等を通じて両者の望ましい接続のあり方を展望する。
 具体的には、高大接続に関する現状把握と課題整理のうえで、(1)高等学校での標準的学習に対応し、かつ学士課程での教育に対応する教科・科目の範囲と望ましい達成水準、(2)そうした達成水準を客観的に測定するに相応しい実施方式、(3)現行大学入試センター試験との関係等について協議・研究を行い、実行可能でかつ受容可能な高大接続の新たな仕組みのあり方を明らかにする。
【実施体制】
 国公私立大学、大学入試センター、高等学校、高等学校PTA連合会、学識経験者などの高等学校と大学の接続に関係する者による 協議・研究委員会を設けて、協議・研究を行う。
【期待される成果】
 高等学校と大学は、客観的できめ細かな学力の把握とそれに基づく適切な指導によって学力の向上が図られるよう、ともに力を合わせて取り組む関係へと変化する必要がある。
 この協議・研究により提言された高大接続の新たな仕組みが実現した場合には、高等学校と大学は、この仕組みを高等学校の指導改善や大学の初年次教育、大学入試などに任意で活用できる。このことによって、高等学校と大学での学力向上に貢献できる 。
【お問い合わせ】
〒060-0817
札幌市北区北17条西8丁目
北海道大学学務部入試課
Tel: 011-706-7481