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【記者会見】ヘルパーT 細胞とキラーT 細胞を活性化できる人工癌ぺプチドワクチン療法で抗がん効果実証―世界初の臨床研究成果―制がん剤耐性,放射線耐性の悪性転移性乳がん細胞が完全消失!(遺伝子病制御研究所 教授 西村孝司)

 このたび、北海道大学遺伝子病制御研究所・免疫制御分野、西村孝司教授が研究代表者を務める(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ヘルパーT細胞を中心とした革新的免疫治療法の開発」(「基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発/橋渡し促進技術開発」平成20年度採択プロジェクト)において、ヘルパーT細胞とキラーT細胞の両者を活性化できる人工癌ぺプチドを用いて、世界初の臨床研究成果を挙げました。
 制がん剤治療に耐性、放射線治療にも耐性の再発頸部リンパ節転移乳癌細胞が完全に消失し、大腸がんの肺転移症例において転移病巣の増大が抑えられたことを確認しました。
 この研究成果は、8月22-27日に神戸で開催される第14回国際免疫学会シンポジュウムで発表する予定です。

 詳しくは、記者発表資料をご覧下さい。
 記者発表資料(PDF)


8月17日、北海道大学での記者会見の様子 左から
田中一馬(北海道大学遺伝子病制御研究所所長・教授)
西村孝司(北海道大学遺伝子病制御研究所 教授)
奥野清隆(近畿大学医学部 教授)
高橋典彦(北海道大学病院 第一外科 助教)

本件に関するお問い合わせ先
北海道大学遺伝子病制御研究所 教授
西村 孝司(にしむら たかし)
〒060-0815 札幌市北区北15条西7丁目
TEL/FAX: 011-706-7546
E-mail: tak24@igm.hokudai.ac.jp

総務部広報課