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サステナビリティ・ウィーク2008オープニング・シンポジウム「持続可能な低炭素社会を求めて」

 3週間にわたるサステナビリティ・ウィーク2008のスタートを記念して,6月23日(月)に本学学術交流会館にて,オープニング・シンポジウムを開催しました。
 このシンポジウムは,昨年の9月から開催してきた持続可能に関する教育と研究の推進キャンペーン「サステナビリティ・エデュケーション&リサーチ・プロモーション・マラソン」の一区切りとして,また,3週間に及ぶ集中的な行事開催の幕開けと位置づけて開催した全学企画です。
 冒頭のオープニング・セレモニーでは佐伯総長が,本学の「持続可能な開発」分野におけるこれまでの貢献について紹介した後,「地球温暖化などの人類共通の問題が深刻化するのに伴い,持続可能な社会の実現に向けて大学が教育や研究において果たすべき役割は,ますます大きくなってきていると認識している。」と述べました。そして,来賓としてお迎えした文部科学省清水潔高等教育局長からは,「北海道に世界中の関心が集まる中,サステナビリティ・ウィーク2008が開催されることは国際的に大きな意味があり,『環境の北大』として存在価値をさらに高めてもらいたい。」とのお祝いの言葉をいただきました。
 それに引き続き,G8北海道洞爺湖サミットの主要テーマの一つに挙げられている「地球温暖化」に焦点を当てた国際シンポジウム「持続可能な低炭素社会を求めて」を開催しました。地球温暖化の自然科学的解明の側面とそれを克服するための社会改革・技術革新,健康を脅かす感染症の回避といった4つの側面から,分野横断的に当課題について考えるシンポジウムです。各分野で活躍する海外の研究者と本学の研究者が対となって,もしくは本学研究者が単独で最新の研究成果を発表し,参加者と積極的な議論を行いました。

佐伯総長からの開会挨拶

(2008.6.23)