総長の動向

ホーム > 学内行事等 > 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携協力協定を締結

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携協力協定を締結

 北海道大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は,10月31日(金),両機関の連携・協力を推進し,相互の研究開発能力及び人材を生かして総合力を発揮することにより,学術研究と教育の発展,宇宙及び航空に関する科学技術の向上,並びに宇宙開発利用の促進等に,新たな重要な役割を果たすことを目的に,連携協力協定を締結いたしました。
 本学で行われた締結式では,佐伯総長及び立川敬二JAXA理事長の挨拶の後,佐伯総長と立川JAXA理事長による協定書の署名が行われました。また,本学の大学院情報科学研究科本間利久教授とJAXA宇宙科学研究本部中村正人教授より,両機関での研究の概要についての説明が行われました。
 その後,本学の創成科学共同研究機構正面玄関において,本学がJAXAとの連携協力を円滑にかつ効果的に推進し,宇宙理工学に関する研究及び人材育成を支援推進する部局横断的な組織として,本学同機構に設置される「宇宙理工学推進室」の看板除幕式が行われました。双方の関係者が見守る中,佐伯総長と立川JAXA理事長の手により除幕が行われ,締結式は滞りなく終了しました。
 本学とJAXAは,これまでも宇宙理学分野,宇宙工学分野,宇宙環境利用分野及び地球環境観測分野を中心に多岐に渡る交流を積み重ねてきました。
 この度の連携協力協定により,相互に協力可能な全ての分野において,それぞれの研究開発,教育・人材育成などの具体的な連携協力を,効果的に実施していくこととしています。
 さらに,両機関の代表者で構成する「連絡協議会」を設置するとともに,連携協力のテーマ毎に「分科会」を設置し,連携協力事業の具体的案件の検討を行います。連絡協議会ならびに日常の連携支援を円滑に行うため,前述の本学宇宙理工学推進室とJAXA大学等連携推進室が連携して事務局業務を担当します。

締結式で握手を交わす佐伯総長(左),立川理事長(右)

(2008.10.31)