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農学研究院本館改修記念式典等を挙行

 農学研究院本館改修工事が完了し,11月14日(金)に記念式典等を挙行しました。服部農学研究院長は式辞の中で,「地球は人類の生存が脅かされる危機的状況に向かっている。農学の教育研究に携わる者の課題は,農と食と環境の再生,そしてそれらの持続的発展を保障していくことであり,大学院大学として人類生存の基盤を確保するための問題解決に向けて活躍できる世界水準のリーダーを育成し,世に輩出すること並びに専門分野の先駆者として多くの研究成果を内外に発信し,世界の拠点,リーダーとなる使命を自覚し,その目標に向かって邁進する。」との決意が表明されました。
 本学のPFI事業は,事業期間が平成16年3月21日から平成31年3月31日までとなっており,平成15年度から導入可能性調査,基本方針の策定が開始され,平成17年12月に着工,本年9月に工事が完了しました。平成18年4月からは既に維持管理期間に入っています。
 工事は延べ2万7千平方メートルに亘り,事業金額は改修工事費と維持管理費を含め,約62億円の大規模な事業です。
 式典で佐伯総長は,最近,酪農学園大学,帯広畜産大学と北海道大学が連携して,文部科学省「戦略的大学連携支援事業」の助成を受けたことに触れ,この事業展開を機会に3大学の連携が一層発展することを期待している旨述べられました。
 また,文部科学省の布村幸彦文教施設企画部長(代読・岡誠一技術参事官)からも祝辞をいただきました。
 式後,長澤秀行帯広畜産大学長,谷山弘行酪農学園大学長による記念講演会が行われました。
 その後,出席者はPFI事業で改修され,創建当時の趣を残しながらも先端研究施設へと生まれ変わった本館を見学し,大きな関心を示していました。
 最後に,学内施設である百年記念会館において記念祝賀会を開催し,盛大に改修工事の完了を祝いました。

式典で挨拶する佐伯総長

(2008.11.14)